| 期間 | 2010年1月30日~1月31日 |
| 地域 | 御嶽 |
| メンバー | L大門 SL宮澤 横塚 渡部 |
| 主旨 |
今回の講習会の趣旨は、ラインの意識を常にメンバーで統一することがボートを進めていく上で最重要である、ということであった。後ろの人が支持を出し、それに従ってボートを動かすということだけではなく、各人がどのラインを通って、どのように進むのか統一していかなければならないということがなによりも一番重要である。 しかし、これが一番難しいことであり、今回の講習会で一貫してテーマになっていたものである。 (注意点) ・ 普段の練習でも、川を下る際にはどのラインを下るか、ということを議論しながらラインを決めて下ると良い。その効果としてメンバー内で知識などの共有が図れ、レベルの均一化となるのではないだろうか。 ②回転練習について(基礎技術1) これは試合前のエディで、ウォーミングアップのために行うと良い。360°、180°を上手く組み合わせてやるとよいかもしれない。 (注意点) ・ バックスイープをやる人(右回転ならば右前、左回転なら左前)にタイミングを合わせると良い。 ・ 待ちの時間を合わせる。 ・ 漕ぎ出しを合わせる。 ・ 回転軸を意識する。 ・ 回転を感じ、必要に応じて最後のバックスイープ・スイープをコントロールすると良い。そうしないと、回転を止める際に余計な力が必要になり、適切な場所で回転が終わらない、次の動作に入りにくくなるという弊害が生まれる。 ・ 回転を始める際、ボートの慣性が回転しようとしている方向と逆の場合、回転が遅くなるので、必ず、回転しようとしている方向への慣性をつけておくこと。強すぎてもダメ。 ・ ポジションによりスイープの開始する位置が異なる。 AIREの場合、回転軸はほぼラフトの真ん中になる。ラフトはその回転軸に沿って回転するため、前でバックスイープする人が、ラフトの側からバックスイープを始めると、非効率的。この人は、自分の横からスイープを始めると良い。他のポジションも同様に回転を殺さないように行うと効率的である。 ③バウラダーについて(基礎技術2) 具体的には、4:00→8:00→4:00→・・・・で行った。 ・ ラダーを入れすぎない。自分が感じたよりも早く、回転し始めている。 ・ スライスでラダーをもっていく。 ・ バウラダーをした人の後ろ(左前がバウラダーを入れたなら、左後ろ)はドローのようなもので、ボートの後ろのふれを修正する。 (関連項目→⑤ゲートについて) ④ストリームインについて(基礎技術3) 《ストリームインは3種類ある、それを場合によって使い分けるべし!!》 ストリームインは3種類ある。 1. クイックですぐそばの流れに乗る。 2. 流れによってボートを回転させる。 3. フェリーで移動して回転する。 1. クイックについて 手前のストリームに乗るときに使われるやり方。 (手順) ⅰ.9:00でストリームインの準備をする。 ⅱ.ストリームラインで左キャッチ、右スイープでボートを6:00にする。 (注意点) ・ 今回は上のような手順で行ったが、反対の岸側からストリームインする場合は当然9:00ではなく3:00となる。 ・ タイミングを合わせるには右前がエディーラインでスイープするのが良い。右前に合わせてスイープ、キャッチをする。 2. 流れによってボートを回転させるタイプのストリームインについて (手順) ⅰ.9:30でストリームへ向かう ⅱ.左が強く漕ぐことによって、右岸への動きを作る。 ⅲ.川の流れによって徐々に6:00 (注意点) ・ ⅱ.の際に左は強く漕ぎすぎない。 ・ リーンについて →かけると抵抗をうけない →かけないとゆっくり曲がる。 ※ リーンをかけた場合スイープが出来なくなるため、流れの強さによって使い分ける。 3.フェリーからのストリームインについて 流れが強い川で奥のラインに乗りたいときに使う。 ⑤ゲートについて(実践) 2種類のゲートの練習を行った。 1. ブイをジグザグに行く。 2. スタガーゲート 1.の考え方は2.を攻略する基礎をなすものである。 1. ブイをジグザグ行く課題について ・ ブイ直前でラダーを打つと →後手になる。その結果2つ目→3つ目と徐々に苦しくなり、しまいには通過できなくなる。 そこで 《ラダーは常に先手で打つべし!》 →ブイを通過する前に、次に進む方向を作っておく。 2.スタガーゲートについて (講習会を終えて) 今回の講習会で学んだことは非常に多かった。特にラインの意識について半端ではなく徹底する必要があるということが大きな収穫といえよう。また、各ポジションに色々な役割を与えられラフトの奥深さの一端を見ることが出来た。しかし、これらはすべて、いかに効率よくラフトを進めるかということを主眼においているため、逆にいえば、このような視点を持って練習をすれば、新たな技術というものも分かるのではないだろうかとも思った。 今後メンバーに浸透させて、確実に技術を習得できれば、実力が1段階も2段階も上がるのではないだろうか。 |