|
12時直前に、20m大滝着。誰も入渓していないだろうと思っていたら、ここで某大探検部に遭遇。ザイルを垂らして登っていたので、高巻きして越えるんでと声をかけていたら、ザイルを回収してくれた。あちらも練習でやっていただろうに、急かすようで何か申し訳ない。彼らはそのまま沢沿いに下山していった。この滝は右壁を登れば容易で、ハーケンも少し打ってある。また、左岸のルンゼを登れば、高巻きで滝の向こう側に降りることもできる。この滝自体を越えるのは容易だったが、ここから鷹ノ巣山まで登って下山してくるには、時間に余裕が無さすぎるので、ここで遡行中止にして滝を使ったザイル練習にシフトする。
まずは酒井トップ、長谷川ラストでリード。一応、前日に確認したが、今期は雪訓をやっていないので、一から技術を身につけてもらわなければならない。大滝上のハーケンをハンマーで確認して支点を取り確保。さっきまで探検部がやっていたように、新人に空身のプルージックで登ってきてもらうつもりだったが、意思疎通不足でいきなりラストが登ってきて終了。もう少し趣旨を理解しましょう…。滝は音が凄まじいので、声が全く聞こえないのだが、共通認識が甘いとこういう羽目になることを再認識させられる。しょうがないので、三人で一度懸垂下降で下まで降りる。今度は真ん中のテラスまでということで、長谷川トップ、酒井ラストでリード。20m大滝だと45mザイルでは中間はプルージックで登ってくることになるが、ここは半分の10mぐらいの高さなので、中間はザイルの8の字結びで確保させて登る練習をする。全員登ったら、今度は懸垂下降。結局大滝で二時間ほど練習していた。
ここからは沢の下降。注意点を重々説明し出発する。下りの方が登りより危険度は増すが、上に支点を取れれば、お助け紐等を使った安全な下降ができるので、確実な確保技術と隊間の連携ができていれば安全は確保しやすいはずである。途中ウォータースライダーで楽しみながら、14時過ぎに巳ノ戸橋着。小雨も降ってきたが、すでにこちらはびしょ濡れの状態なので全く気にしない。沢装を解除し、バス停へ向かう。古川が登山道でやばい歩き方をしていたが、人には言えない部分が擦れているらしい…。行きに燃やされていた小屋は、すでに跡形もなく、焦げくさい匂いだけが蔓延している。
17:22のバスで奥多摩駅へ。駅には100名以上の学生がザックを持ってたむろしていて、衝撃的だった。同一グループのようだが、あの人数で何をするというのだろう…。駅前の定食屋で打ち上げ、兼反省会。結局撤退という結果で終わったワンダリングだったが、新人は楽しかったということで一安心。一発目のPWなので当然かもしれないが、まだまだパーティー内の雰囲気が出来上がっていないので、これから頑張って隊を作り上げていきましょう。
|